
考えがまとまらないのは、情報が少ないからではなく並び順が逆だからです。順番を変えるだけで、勉強も会話も整理されます。
三行要約→一枚マップ→逆算リストの順に並べると、やることと順番が一目でわかります。今日から5分でできる具体的な型を、例つきで紹介します。
三行要約で核をつかむ
三行要約:結論・理由・次の一歩を各1行で書く方法
核:話や課題の中心にある最重要ポイント
最初から細かく書くと情報に埋もれます。先に三行要約で「結論/理由/次の一歩」を決めると、どこへ向かうかが一瞬でわかります。たとえば定期テスト対策なら「結論:理科の計算問題を優先」「理由:点差がつきやすく伸び代が大きい」「次の一歩:明日までに過去問の計算だけ解く」と置きます。核が決まると、余計な作業を切り捨てやすくなります。
ノート上部に「結論」「理由」「次の一歩」と三つの空欄を用意し、30〜60秒で埋めます。完璧を目指さず、一旦の仮決定でOKです。あとから直せる前提で、とにかく最初の「向き」を確定します。
最初に方向を決めると、判断の基準ができます。基準があると「今やるべきか」の迷いが減り、時間の使い方がシャープになります。三行=小さく速い決断装置と考えると運用が楽です。
一枚マップで全体像を描く
一枚マップ:テーマを中心に枝で要素を並べる簡易図
枝:大見出しや作業のまとまりを示す短いラベル
次に、核から外へ広げます。紙の中心にテーマを書き、周りに大きな枝を3〜5本だけ出します。枝は「計算」「暗記」「復習」のように一語ラベルで短く。各枝の先に最大3つまで小枝を足し、やることを並べます。枝が多いと迷うので、あえて絞るのがコツです。足りなければ後で差し替えます。
ルールは単純です。「枝は5本まで」「小枝は各3つまで」「動詞で書く」。視覚で全体像が見えると、やる順番と時間配分が自然に決まります。ここまでで2〜3分です。
一枚で見える=脳のスクロールを無くす、ということです。画面やページを行き来しないので、迷いによる消耗が減ります。枝の数制限が、優先度づけの自動化になります。
逆算リストで行動へ落とす
逆算:締切から後ろ向きに手順を割ること
タイムボックス:作業に上限時間を先に決める方法
最後に、締切から逆算して手順を番号付きで並べます。「締切→前日→2日前→今日」の4マスだけ用意し、各マスに最大2タスクまで書きます。量を増やすより、タイムボックスで時間の枠を先に固定します。例えば「今日:過去問計算30分/間違い直し15分」「2日前:公式カード作成15分」のように、具体的で短いブロックにします。
実行時は、三行要約の「次の一歩」を音頭取りにして動きます。ブロックが終わったら振り返りを一行だけ書き、次のブロックへ。進まないタスクは分割して再配置します。
目的→地図→工程の順に落とすと、思考がそのまま行動に変換されます。逆算は「いつ・何を・どれだけ」を決めるスイッチで、やる/やらないの判定が格段に速くなります。
まとめ:小さく決めて毎日回す
三行要約で向きを決め、一枚マップで全体像を描き、逆算リストで行動へ落とす。これを5分で回せば、迷いは減り、成果が積み上がります。大事なのは完璧より継続です。毎日同じ型で回すほど、判断が速くなり、時間の使い方が上達します。
最初に三行で方向決定
枝5本までの一枚マップ作成
締切からの逆算リスト実行
以上が本記事から得られる学びです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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