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吉良上野介
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戦国〜江戸
大人の日本史学び直し。

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  1. まとめておきます。

    ■判定のポイント:国民的悪役か、悲劇の名君か?
    年末の風物詩「忠臣蔵」。その中で、浅野内匠頭をイジメ抜き、赤穂浪士に討ち取られる憎き敵役として描かれる吉良上野介。しかし、この「意地悪な爺さん」というイメージは、あくまで芝居の中での話。史実を紐解くと、全く別の顔が見えてきます。

    【能力:有能】
    彼は「高家(こうけ)」という、幕府の儀式・典礼を司る役職の筆頭でした。これは、天皇や公家への対応を一手に引き受ける極めて重要なポストです。少しの作法ミスも許されないため、深い教養と洗練されたマナー、そして朝廷との太いパイプが必要とされます。吉良上野介はこの仕事を完璧にこなすプロフェッショナルであり、歴代将軍からの信頼も厚いエリート官僚でした。
    また、領地である愛知県西尾市吉良町では、今でも「名君」として神様のように慕われています。彼は自費を投じて水害を防ぐための「黄金堤(こがねづつみ)」を築き、新田開発を行い、塩田事業を奨励して領民の生活を豊かにしました。地元には彼を悪く言う伝承は一つも残っていません。さらに茶道にも通じ、文化人としての評価も高かったのです。

    【性格:聖人(あるいは被害者)】
    松の廊下での刃傷沙汰の原因は、現在でも不明です。「賄賂を渡さなかったからイジメた」というのは後世の創作であり、実際には、作法を知らない田舎大名の浅野内匠頭に対し、儀式の責任者として厳しく指導しただけだった可能性が高いのです。
    あるいは、浅野が精神的に不安定だったという説もあります。
    史実として確かなのは、「職場で突然、逆上した部下(のような立場の人)に背後から斬りつけられた」ということだけです。しかも彼は、幕府の法を守って刀を抜かず、無抵抗のまま負傷しました。
    それにも関わらず、喧嘩両成敗という名目で引退を迫られ、最後は逆恨みしたテロリスト集団(赤穂浪士)に寝込みを襲われ、惨殺されたのです。
    被害者であるはずの彼が、なぜか「悪役」として語り継がれる。これほどの理不尽があるでしょうか。

    【総評】
    彼は仕事熱心で教養があり、領民思いの良い政治家でした。しかし、「忠臣蔵」という物語が日本人の判官贔屓(ほうがんびいき)の琴線に触れ、大ヒットしてしまったがために、永遠に汚名を着せられることになりました。
    メディアによって作られた虚像が、実像を完全に塗り潰してしまった歴史上最大の風評被害者。それが吉良上野介なのかもしれません。
    あなたは、物語の「勧善懲悪」を信じますか?それとも史実の「理不尽」を直視しますか?

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