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幕末〜明治
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幕末〜明治
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  1. ご参考に。

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    【判定対象】土方歳三(新選組副長)
    【テーマ】 組織の鬼か、至誠の武人か?
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    幕末の京都を震撼させた「新選組」。その実質的な支配者であり、「鬼の副長」として畏怖された土方歳三について、改めてその功罪を問いたいと思います。小説やドラマでは美しく描かれがちな彼ですが、史実の彼が積み上げた死体の山と、その裏にある組織論理を直視する必要があります。

    ■能力評価:組織マネジメントと実戦指揮の天才
    能力に関しては「超有能」と断言して良いでしょう。武州の薬売りから叩き上げ、近藤勇というカリスマを神輿に据えて、自分は汚れ役に徹する。この役割分担の構築こそが彼の最大の功績です。
    特筆すべきは、烏合の衆であった浪士集団を、鉄の規律(局中法度)によって最強の戦闘集団へ変貌させたマネジメント能力です。違反者は即切腹という恐怖支配は、現代ならブラック企業どころではありませんが、明日をも知れぬ幕末の京都においては、組織を瓦解させない唯一の解でした。
    さらに彼の才能は、旧来の剣術だけに留まりませんでした。鳥羽・伏見の敗戦で「刀の時代は終わった」と悟るや否や、洋式軍隊の戦術を貪欲に吸収。宇都宮城奪還戦や函館戦争において、旧幕府軍の中で最も優れた指揮官として新政府軍を苦しめた適応力と学習能力は、当時の武士階級の中で群を抜いています。

    ■性格評価:サディストか、不器用な情愛か
    ここが議論の核心です。初期の彼は、間違いなく「クズ」判定不可避の冷酷さを持っています。
    初代局長・芹沢鴨の暗殺に始まり、長年の同志であった山南敬助や、分派した伊東甲子太郎らへの粛清。組織の統制を乱す者は、たとえ昨日までの友であっても容赦なく抹殺しました。捕縛した古高俊太郎への壮絶な拷問エピソードなど、目的のためには人権も倫理も無視する姿勢は、狂気すら感じさせます。彼は「新選組」という組織を守るためなら、自らが悪鬼羅刹になることを厭いませんでした。

    しかし、北へ向かう敗走の中で、彼は劇的な変化を見せます。函館での彼は、部下たちに「母の如く」慕われ、酒を酌み交わし、兵士の嘆願に耳を傾ける温厚なリーダーとなりました。死期を悟り、組織維持の重圧から解放された時、本来の面倒見の良い性格が表出したのでしょうか。
    最後は、味方が降伏していく中、「我、この柵にありて、退く者を斬る」と叫ぶのではなく、自ら敵弾の中に飛び込み、武士としての散り際を全うしました。

    ■総評
    彼は単なる「殺人マシーン」だったのか、それとも滅びゆく幕府に殉じた「至誠の武人」だったのか。
    数々の粛清は、組織を維持するための必要悪だったのか、それとも彼の嗜虐性によるものか。これほどまでに血生臭く、かつ美しい最期を遂げた男はいません。

    拷問と暗殺で組織を固めた前半生と、絶望的な戦場で義を貫いた後半生。
    皆さんは、この「鬼」の素顔をどう判定しますか?

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