操作方法
- GIFを選択:
GIFファイルを選択からローカルの.gifを指定。 - 品質とフレームレートを設定:
- CRF(画質):18(高画質)〜35(軽量)。既定は 23。数値が小さいほど高画質・大容量。
- FPS:5〜60。既定は 30。元GIFのフレーム間隔は固定FPS化されます。
- 変換するをクリック:初回は ffmpeg.wasm の読み込みで数秒かかります。ログに進行が表示されます。
- ダウンロード:完了後に表示される 「MP4をダウンロード」 で保存。
成果物(得られるもの)
- MP4(H.264 / yuv420p / faststart) 形式の動画ファイル
- ファイル名は元のGIF名を継承(拡張子が
.mp4)。 - 互換性重視の yuv420p、ストリーミングしやすい faststart。
- 映像のみ(音声トラックなし)。
- ファイル名は元のGIF名を継承(拡張子が
注意点・仕様
- ブラウザ上で完結:ファイルはサーバー送信されません(完全クライアントサイド)。
- CDN依存:
@ffmpeg/ffmpeg 0.12.6と@ffmpeg/core 0.12.6をCDNから読込み。CSP/オフライン環境では動作不可。 - 解像度は偶数化:
scale=trunc(iw/2)*2:trunc(ih/2)*2で幅高を偶数に調整します(H.264互換のため若干のリサイズあり)。 - 透明背景は失われます:GIFの透過はMP4では白などに置換。
- 可逆ではありません:H.264は非可逆。CRF値を下げるほど画質↑/容量↑。
- 長尺・高解像度は重い:メモリ不足や停止の恐れ。解像度を下げたGIFで分割変換が安全。
- 再生の挙動:モバイル/ブラウザによっては自動再生にミュートが必要。
- 元のループ情報:MP4はループ属性を持ちません。Webでループ再生したい場合は
<video loop>を使用。 - タイミング差:可変間隔のGIFは指定FPSに正規化されるため、微妙に速度感が変わることがあります。
- メタデータ:再エンコードでEXIF/ICCは基本的に落ちます。
- ログ:エラーや進捗はウィジェット下部のログに表示。


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