【傲慢で店をクビ】北大路魯山人は有能な聖人?無能なクズ?みんなで投票!

文豪•文化人•学者 ▷
文豪•文化人•学者 ▷
【現在の投票数:2 票】
北大路魯山人
【〇〇な〇〇】
           

▼ この4つのボタンで投票してください!▼
投票後コメント欄が出現
最初のコメントに解説があります

偉人も、所詮は人間だ。

コメント欄 [スレッド上限:5階層]※暴言や過激な表現は伏字で

  1. 管理人によるまとめです。

    ■判定対象:北大路魯山人(1883~1959)
    ■能力値:美と食の絶対神 / ■性格値:天上天下唯我独尊のクズ

    「食器は料理の着物である」
    この至言を残し、現代日本料理の美的基準を決定づけた希代の芸術家、北大路魯山人。彼の存在なくして、今日の「目で楽しむ和食」は成立しなかったと言っても過言ではありません。陶芸、書、絵画、漆芸、そして料理。あらゆる分野で頂点を極めたマルチクリエイターであり、漫画『美味しんぼ』の海原雄山のモデルとしても知られる、まさに「美の巨人」です。

    しかし、その光が強ければ強いほど、人間としての影もまた、漆黒の闇のように深いものでした。彼の人生は、出生の不幸から始まります。母の不義の子として生まれ、生後すぐに里子に出され、転々と家をたらい回しにされる過酷な幼少期。「親の愛」を知らずに育った飢餓感が、彼を異常なまでの自己愛と承認欲求の塊へと変貌させたのかもしれません。

    その性格は「傲慢不遜」「唯我独尊」を絵に描いたようなものでした。
    パトロンの金を湯水のように使い込み、気に入らない骨董屋には罵詈雑言を浴びせる。友人の家で出された手料理を「こんな不味いものが食えるか」と激怒してひっくり返し、勝手に厨房に入って作り直す。6度の結婚に失敗し、妻や子供に対しても暴君として振る舞う。晩年、実の息子が会いに来た際も「今さら何しに来た」と追い返し、死の床にあっても家族との和解を拒絶しました。

    重要無形文化財(人間国宝)の認定を打診された際のエピソードも強烈です。「あんなものは勲章の類だ。俺は芸術家だ、職人ではない」と一蹴し、権威すらも鼻で笑いました。
    彼にとって他者は、自分の芸術を理解し、崇めるための道具でしかなかったのかもしれません。

    しかし、不思議なことに、そんな彼が作り出した器や料理は、見る者の心を優しく包み込むような温かさと、圧倒的な品格を湛えています。あんなにも攻撃的で、誰からも愛されなかった男の手から、なぜこれほどまでに人を感動させる「美」が生まれるのか。
    孤独と憎悪を燃料にして美を燃え上がらせた芸術の悪魔か、あるいは愛を知らない悲しき天才か。
    その作品の価値は計り知れませんが、もし彼があなたの隣人や上司だったら? 間違いなく人生最大の災厄となるでしょう。

    芸術という免罪符は、どこまでの人間性の欠落を許すのか。
    美の神に愛され、人に嫌われたこの男を、皆さんはどう判定しますか?

    0
    0
タイトルとURLをコピーしました