徳川綱吉は有能な聖人?無能なクズ?みんなで投票!戦国〜江戸TwitterFacebookLINEコピーコメント 2026.01.25 【現在の投票数:2 票】 徳川綱吉は、有能な英雄?無能なクズ?みんなで投票して決定!?徳川綱吉は【〇〇な〇〇】 ↓あなたの評価を投票してください↓投票後コメント欄が出現します。※1日1回投票可能です。有能なクズ有能な聖人無能なクズ無能な聖人
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ご参考に。
■判定のポイント:名君か、暗愚か?
江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉。歴史の授業では「生類憐れみの令」を出した変人、あるいは「犬公方(いぬくぼう)」という不名誉なあだ名で知られる彼ですが、近年の歴史学界における再評価の波は凄まじく、実は「徳川15代の中でも屈指の頭脳を持った名君」という見方が有力になっています。なぜこれほど評価が分かれるのか、その実像に迫ります。
【能力:有能】
彼の最大の功績は、幕府の統治システムを「武力(武断政治)」から「法と秩序(文治政治)」へと完全に転換させた点にあります。戦国の気風が残る初期江戸時代において、武士たちは何かあればすぐに刀で解決しようとする荒っぽい存在でした。綱吉は儒教(朱子学)を熱心に奨励し、「父を敬え」「主君に忠義を尽くせ」という道徳を植え付けることで、平和な社会の基盤を築いたのです。自ら大名たちを集めて100回以上も講義を行うほど、その知識欲と教育への情熱は本物でした。
悪名高い「生類憐れみの令」も、単なる動物愛護ではありません。戦国遺風である「暴力的な精神」を矯正するための極めて高度な社会政策でした。保護の対象は犬猫に限らず、捨て子や行き倒れの旅人、高齢者にまで及んでおり、これは世界に先駆けた「社会福祉政策」とも言えるのです。実際に、この令によって捨て子は激減したという記録もあります。
また、経済面でも荻原重秀を登用して貨幣改鋳(リベース)を断行しました。金の含有量を減らして貨幣発行量を増やすこの政策は、現代でいう金融緩和にあたり、市場に現金を循環させることで元禄文化の爆発的な繁栄をもたらしました。
【性格:クズ(または神経質すぎる理想家)】
一方で、彼の性格には難点もありました。極度の潔癖症であり、理想が高すぎたのです。「将軍である自分がこれだけ道徳を守っているのだから、家臣や民衆も守って当然だ」という強烈な思い込みがあり、少しの違反も許さない厳罰主義で臨みました。
特に晩年は、地震や富士山の大噴火などの天変地異が相次ぎ、後継ぎにも恵まれなかったことから、「自分の徳が足りないせいだ」と精神的に追い詰められていきました。その焦りが生類憐れみの令の極端な運用に繋がり、蚊を叩いただけで処罰されるような異常な監視社会を招いてしまったのです。
家臣の柳沢吉保を重用しすぎた点や、母である桂昌院への過度な執着(マザコン説)も、彼の精神的な脆さを物語っているかもしれません。
【総評】
彼は「暴力を否定し、知性で国を治める」という、時代を数百年先取りしたビジョンを持っていました。しかし、その手法があまりに急進的で独りよがりだったため、当時の人々には理解されず、反発だけを招いてしまったのです。
「方向性は正しかったが、やり方が極端すぎて嫌われた天才」。それが徳川綱吉という男の真実ではないでしょうか。みなさんは、彼の作った平和と、彼が強いた息苦しさ、どちらを重く見ますか?